新しいパソコンに換えました

今回の購入に対しては、非常に悩みました。というのも、現在使っているパソコンが壊れた訳ではなく、また趣味と娯楽のための出費であったからです。

しかしゲームやゲーム配信が、生活に大きな楽しみをもたらしてくれることを考えれば、間違った支出ではないだろうと考えました。

 

買い替えの理由

1440pモニターへの移行

現在の主流のモニターは1080pなのですが、これより一つ上の解像度だと1440pのモニターになります。

現在のバトルロワイヤルを始めとした競技系のゲームだと、高い解像度よりも高いフレームレートのほうが重要になります。よりパソコンに負担がかかる1440pで出力すると、1080pと比べてフレームレートは格段に落ちてしまいます。そのため対人ジャンルだと、NinjaやTfueを始めとしたほとんど全てのゲーム配信者が、1080pで240Hzのモニターを選択しているのです。

では1440pの有利な点はというと、表示画面の美しさになります。解像度が上がると表示される情報量が多くなり、視野が少し広がったようになります。

私個人の事を考えた場合、特にバトルロワイヤルゲームに偏った嗜好がある訳でもありません。新しいパソコンの性能ですら1440p表示で快適なFPSを出せるかは怪しいところですが、見た目の綺麗さを重視してみることにしました。

ゲーム配信と動画作成の質を上げる

今回の買い替えで、特にCPUの性能が上がりました。ゲーム配信だと画質の向上が可能になり、動画作成だとエンコード処理が速くなります。今まで不満だった部分が解消されることを見込んでいます。

2台のパソコンで分別化

デスクトップパソコンは今まで自宅に1台しかなかったので、ハードディスク上に様々なファイルが混在していました。

これからは新規のパソコンをゲーム専門にできるので、ウィンドウズとウェブブラウザを常にゲーム用のアカウントでログインすることができます。

またゲームのファイルが1つのパソコンにしか存在しなくなるので、容量の圧迫を防ぐと同時に、目的のファイルを探しやすくなります。

 

自分で作るか、お店で買うか

「お買い得感」をまず第一に考えつつ、標準よりは若干性能が上の部品を選びました。

自作の場合

パソコンはそれぞれの部品さえあれば、自分で組み立てて制作することができます。

欲しいパソコンの構成を考えた上で、それぞれ一番安い部品で見積もりを出したところ、次のようになりました。

税込みで165,393円となりました。

お店の場合

ネットで注文ができるパソコン店にもそれぞれ特徴があるのですが、値段の安さに注目すると飛び抜けて優れているフロンティアを選びました。

(ちなみにこのお店は工場が山口県にあるのですが、内部の視察やインタビューを交えた記事があるので、興味のある方はこちらからどうぞ。)

そして、自作の場合と同じ条件で見積もりを出してみると、次のようになりました。

税込みで167,860円となりました。送料は無料でした。

 

結論として

自作の場合は165,393円、お店で買う場合は167,860円となり、差額は2,357円で自作の方が有利です。一般的に自作の方が費用的に有利になるのは当然なのですが、その対価として、制作にかかる時間、組み立て時の破損や追加部品発生のリスクなどが存在します。

今回の場合については、金額面で自作とBTOショップとの差はほぼ無いと考え、お店で作ってもらうことにしました。

 

新旧パソコン性能の比較

 

CPU Intel i5 4590 Ryzen 3600X
GPU GTX 1060 RTX 2070 Super
メモリ 16 GB 32GB
OSの起動と容量 HDD 100GB NVMe 1TB
ゲームの起動と容量 SSD 240 GB SSD 1TB

 

CPU [Ryzen 3600X]

インテルのi7シリーズではなく、AMDのRyzenシリーズを選びました。ゲーム中のフレームレートを判断基準にして、インテルとAMDの競合する二つの製品を比較すると、Ryzenのほうが10%程度劣ります

しかしそれでもRyzenを選んだのは、単なるRyzen製品への興味と、次世代以降を見越したCPUの買い替えを考えたためです。インテルの方がチップセットの移り変わりが早い印象があり、将来的なCPUの換装を企てるなら、AMDの方が良いだろうと判断しました。

GPU [RTX 2070 Super]

AMDのRXシリーズではなく、NvidiaのRTXシリーズを選びました。ちょうどRXシリーズは新商品が出たのですが、市場リーダーのNvidiaを脅かすほどの衝撃を打ち出せませんでした

なのでNvidiaをまず選択し、性能と価格を考慮してRTX 2070Super を選びました。

メモリ [32GB]

動画編集などの場面でメモリが多いほうが快適らしいのですが、16GBと32GBの違いが、ゲームでの利用場面では変化がないと思います。ほんの1年前まで私がメモリ8GBでゲームと配信をしていたことを考えれば、しばらくは現行主流の16GBで十分でしょう。

それでも32GBを選択したのは、メモリの価格を見たところ思いのほか安かったから、というのが単なる理由です。

OSの起動と容量 [NVMe 1TB]

HDDからNVMeに代わりました。NVMeというのはマザーボードに直接挿す形式のSSDなのですが、正直存在すら知りませんでした。

フロンティアBTOショップではこのNVMeが初期標準なので、そのまま選択しました。

ゲームの起動と容量 [SSD 1TB]

SSDの容量が増加しました。この部品のみ、アマゾンから購入です。2019年の10月現在だと、2.5インチのSSD1TBが最安値で1万円程でした。

終わりに

一通り書きならべてきましたが、実は商品の注文をしただけで、上記に書かれた物はどれ一つ手元にありません。2台のパソコンの設置場所の整理、新しいモニターのVESAマウントとアームの設置、2.5SSDの取り付け、など若干面倒くさい作業をこれからしないといけません。

「せっかく届いたのに数週間ほったらかし」にならないように気を付けつつ、到着を待ちたいと思います。