Act2の物語

物語のはじまり

マーベイルの洞窟を抜けたあなたは、レイクラストの内陸へと歩みを進めます。

 

3種の蛮族集団

アリラ(Alira)は西に、オーク(Oak)は北に、そしてクライティン(Kraityn)は東に住み着いています。いずれも、オリアスからの流れ者です。

これら蛮族は、お互いに敵対関係にあります。

その一方で街の人たちは、彼らから食料を強奪される事件が起きており、一掃されて欲しいと思っています。

 

散見される古代文明

Act2のマップを探索すると、あちこちに遺跡のあとが見受けられます。以前には、このあたりに高度な文明があったのです。

バール種族(Vaal Race)

バール人はレイクラストで、最初に住み着いた人たちです。

彼らは様々な建造物を残しました。闇を埋葬した遺跡の数々と、ピラミッドを造りました。

美徳の宝石(Virtue Gems)を活用したのも、バール人が初めてです。その宝石を用いて、呪術による技術と文明を発展させました。

アッズィーリ女王(the Queen Atziri)

バール文明の最後の指導者が、アッズィーリ女王です。自分に反対する者は皆殺しにし、また歴史の中に名を残したいと考えていました。

アッズィーリは不老不死を追い求めます。彼女は呪術師として飛び抜けた才能のあったドリアーニ(Doryani)を、大変かわいがっていました。多くの若い男女が、永遠の命を創り出すための実験に集められることもありました。

文明の終焉

バール文明がなぜ終わりを迎えてしまったのかは、明らかではありません。紙の切れ端などの、つぎはぎの僅かな情報しかないのです。

しかし外部からの侵略ではなく、内部でのある事件によって、バール文明は滅びたようです。

呪術者であるドリアーニは、「未知なるものへの接触」を試みようとしました。しかしそれがビースト(the Beast)と、もしかすると同時にオーバーソウル(Oversoul)をも眠りから呼び起こし、大変動を引き起こしてしまいました。

バール文明はこの天変地異によって大打撃を受けます。アッズィーリ女王とドリアーニも、この時に亡くなりました。

当時のバール人の一部は、ピラミッドの中で死人として生き続けています。

パイエティ―(Piety)

罪の部屋(The Chamber of Sins)にて

呪法のための貴重な品である、邪悪な宝石(Baleful Gem)を手に入れようとしていたところで、パイエティ―とあなたは出会います。

彼女はポータルでの去り際に、「サーンで会おう」と言い残すのでした。

続く物語

Act1で登場したパイエティ―が、Act2でも登場してきました。しかしわずかに相まみえただけて、姿を消します。

後に、その正体と目的が明らかになります。