パス・オブ・エグザイル(Path of Exile、略してPoE)は、とても人気のあるゲームです。
公開から6年ほど経ちましたが、強固なファンをベースとしながら、着実に改良を重ねてきました。そして、プレイヤー人口も右肩上がりで増え続け、カジュアルな層にまで広く認知されるようになってきました。
もくじ
PoEはクセが強い
人気のあるゲームとはいえ、PoEは初心者にとっつきにくいゲームです。
外国語しかない
まずなにより、2017年12月現在で、日本語版がありません。英語の他には、フランス語、ドイツ語などあるのですが、「日本語以外だとよく分からない」という人には、とても敷居が高くなってしまっています。
外国語がさっぱりでももちろん十分に楽しめますが、アイテムの取引やパーティーを組んだ時には、ある程度の英語は必要になってきます。
奥が深すぎる
さらに、PoEは覚えることが多すぎてゲーム内の説明だけでは理解が追い付きません。
普通のゲームだと、遊びながら自然にシステムを理解できるようになっています。ゲーム開始後から、自然なチュートリアル、操作説明、アイテムの説明などがあるのが最近では当たり前です。PoEにもそれらは一応あるのですが、細部に至るまでの解説がなされているとは、とても言えません。
なので、ゲームの外のウィキペディアや掲示板などで情報を集め、覚えていく必要があるのです。
PoEは骨太なゲームなので、「最初ちょっとやってみたけど、よく分んなくてやめた」という人も、過去に少なからずいるのではないでしょうか。
まずビルドを決めよう!
PoEの重要なゲームシステムの一つに、ビルドというものがあります。
ビルドとは?
ビルド(build)とは、種族・スキル・装備などの組み合わせによって出来上がる、一つの組み合わせのことです。「カスタマイズして出来上がったもの」と言えば分かりやすいでしょうか。
例を考えてみます。
「体が大きい種族を選び、防御力が上がるスキルを持ち、強い盾を装備するビルド」なんてどうでしょうか。ちょっとやそっとのことじゃ死なない、いかついキャラができあがると思います。その代わり、移動速度は遅く、魔法攻撃に弱いかもしれません。
自分に合うビルドを選ぼう
PoEには、ビルドがたくさんあります。魔法攻撃、近接攻撃、遠距離攻撃、召喚攻撃などがあり、またこれらのいくつかを組み合わせたビルドも十分に有効だったりします。そして、ビルドの多様性こそがPoEの人気の一つでもあるのです。
初心者のうちは、他の人がすでに作ったビルドをお勧めします。自分で作るとなると、ある程度のPoEの知識が必要であり、ゲーム後半では通用しなくなってしまうビルドになってしまう可能性があるからです。
「とりあえず始めてみよう」は絶対ダメ!
PoEにはビルドがたくさんあって楽しいということをお話ししましたが、実は注意しなくてはいけないことがあるのです。
「ゲームをやりながら覚えよう」に気を付けて
試行錯誤を繰り返すからこそ、上達があり、面白さを感じられます。
最初は何も分からなかったけど、操作を覚え、徐々に良い武器を手に入れ、強いボスを倒した!
PoEもそのやり方で全く構いません。
ただしかし、ほんの一つだけ注意して欲しいことがあるのです。
スキルを自由に変更できない
上の画像は、PoEのスキルツリーです。見た目が複雑そうなので、最初はびっくりするかもしれません。
ここに獲得したポイントを使うことによって、あなただけの独自のキャラを作ることができるのです。
スキルを振ることによって、あなたのキャラはどんどん強くなっていくのですが、「予想していたのとちょっと違うから、やっぱり変えたいな」と思う場面も必ず出てきます。この時に、スキルの振り直しをすることになります。
スキルの振り直しにかかる費用が緩いゲーム、もしくは費用が全くかからないゲームもあります。
PoEでは、スキルの振り替えに物凄くアイテムを使います。ここが一番の注意点なのです。
ビルドを考えてからキャラを作ろう
スキルの振り直しには、Orb of Regretというアイテムか、クエストでもらえるポイントを消費する必要があります。
しかし、その二つのいずれとも、ゲーム序盤ではわずかしか手に入りません。
予想と違って、弱いビルドが出来上がってしまった。
敵が強くなってきて全然対抗できないし、スキルの振り替えしたいけどアイテムが無いよ・・・。
こうした場合にはどうしたらよいでしょうか?
最悪の場合、最初からやり直す以外に方法がないということも起こり得ます。
ゲームを始める前に、優秀なビルドを選んでおきましょう。
まとめ
PoEはゲームの途中でビルドを変えるのがすごい大変。
事前にしっかりと計画を立てておこう!