医薬品登録販売者の勉強を始めて1ヶ月経ちました。自分にとって全く新しいジャンルである、医薬品の学習の中で気づいたことを書いてみたいと思います。
簡単な試験
問題が簡単
医薬品登録販売者の問題を解いてみてすぐ気づいたことが、解答にたどり着くまでが非常に単純だということです。中小企業診断士の経済学や財務会計であったような、「答えを見ても理解できない」というようなことは起こりません。
加えて、化学式の知識は必要なく、計算問題もありません。勉強に対する才能は一切関係なく、「きちんと学習すれば誰でも合格できる試験である」という印象です。
試験の特徴
医薬品登録販売者がどのような試験だったのか、表にして確認してみましょう。
問題は簡単といえど、合格率は約35%です。非常に高い、とまでは言えない通過率です。この35%という数値の原因は、次の理由のためでしょう。
試される暗記力
暗記、暗記、そして暗記
登録販売者試験の問題自体は単純なのですが、その代わりに暗記量が膨大です。オキセサゼイン、ジプロフィリン、スコポラミン、パパベリン、メクリジンなど、一度として聞いたことのない名前がわんさか登場してきます。短期記憶でどうにかなる容量をはるかに超えていますので、数日間の一夜漬け勉強での合格は絶対に無理です。
医薬品登録販売者は、暗記が勝負の試験です。コツコツと繰り返しを行い、長期記憶として定着させる必要があるのです。
Ankiを使ってみる
暗記を行うためには単語帳を作るなど、有効な方法は色々とあると思います。その中で私は今回、Ankiというアプリを使うことにしました。覚えなくてはいけない分量が余りにも多いため、単語帳だと作ったカードの管理がめんどくさくなるのでは、と感じたためです。
重点的にやらないといけないのが、分量の多い第三章の医薬品と漢方です。徐々にカードを追加してきて、現在で100枚くらいになりました。
私の頭だと、30分前に覚えたことすらきれいさっぱり忘れてしまい、悲しみに包まれることが頻発します。何日も繰り返して、やっと少しずつ定着してきている状態です。しかし、暗記のみを要求される試験は今まで一度も受けたことが無いので、これはこれで新鮮であり、面白いなと思いながらやっています。
終わりに
申し込みは無事終えました。
茨城県だと例年2会場あるのですが、今年は1会場だけです。コロナウイルスの影響なのでしょうが、この判断についてはよく分かりません。密集を避ける意味なら、会場を分散したほうが賢明です。さらに、受験会場までの交通機関の密集も緩和されます。
それらの点が理解しかねるので、茨城県に投書して聞いてみようと思ったのですが、どうやらこの会場数削減は全国的な動きのようです。他県でも、去年までは複数会場あったのが、単一会場になっているところがほとんどです。各都道府県が独自に決定したのではなく、上位の機関での判断なのでしょう。
私個人に対する影響としては、去年まであった筑波大学会場が今年は無くなってしまいました。そこなら近くて良かったのですが、唯一の水戸会場まで行かなくてはなりません。
余計な電車賃がかかる上に、壮絶に遠いこと天竺のごとし。遅刻にだけは気を付けたいです。試験日は12月20日。
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