中小企業診断士の一次試験で大失敗をしてしまい、10月の二次試験を受けることができなくなってしまいました。予定していた時間が空白になり、あれこれと思案していたところ、とても面白そうなのを発見しました。
不合格の後に
休憩しよう
中小企業診断士の勉強は、少しお休みします。継続的に勉強を続ける気力が、ちょっと湧いてきません。来年度向けの書籍が出始める冬ごろから、また始めればいいでしょう。
今年度では、財務会計と経営法務に課題が残りました。試験範囲と重なる税理士の問題とビジネス実務法務検定の問題を、後で少し解いてみようかなあとは考えています。
これからを考えよう
中小企業診断士の試験後には、落胆しか残りませんでした。自分の不甲斐なさと無くなった二次試験のことを考えると、一瞬のうちに陰鬱に飲まれてしまいます。
とはいえ、無くした物を考えてため息をつくよりは、何か夢中になれるものを探したほうがいいでしょう。せっかく夏ですし、くよくよしているのはもったいない。
なので、新たな資格試験を探してみることにしました。
探索と発見
探してみよう
日商簿記や外国語試験などはすぐ思いついたのですが、気分転換につながるような新鮮さがありません。
かといって、世界遺産検定や夜景検定のような、趣味だけで実用性の無いものは受けたくありません。また、税理士や公認会計士などはそもそも学習量が多すぎて、最後までやり抜く熱意がありません。
自分の要求を整理してみることにします。一方的に条件を書きだしてみると、①意味のある資格であること、②これから受けられる試験であること、③比較的簡単であること、などです。
しかし普通に考えれば、そんなに都合のいい試験なんて存在する訳がありません。①意味のある資格なら既に認知度は高いため新鮮味がなく、②これから受けられたとしても合格までの勉強時間を取れるかは十分かは不確かで、③簡単に取れる資格は実用性がないものがほとんど、などであるからです。
そう考えてみると、自分が設定した条件自体が無意味であるかもしれません。見つかるはずがないのです。
確認してみよう
ところが、それが存在したのです。
資格のまとめサイトのようなところを見ていると、これ以上は無い完璧な検定試験を見つけました。その理想的すぎる発見とは、「医薬品登録販売者」という資格です。現在一般的には、単に「登録販売者」と呼ばれているようです。
ではその登録販売者が、設定した条件を満たしたしているかどうかを確認してみましょう。
文句の付けようがないくらい完璧です。
始めよう
決断したら、すぐ行動です。本屋さんでさっそく2冊買ってきました。
まず参考書がこちら。
未学者なので、他書と比べてみても違いが良く分かりませんでした。なので見やすさで選んでみた結果、多色刷りのこの本に決めました。
次に問題集がこちら。
中小企業診断士などでお馴染みのTACが、医薬品登録販売者まで関わっていました。まさかこんな所で出くわすとはゆめゆめ思わず、妙に感動をしてしまいました。
終わりに
転んでもただは起きぬ。「医者嫌いで薬嫌い」の私なのですが、ひょんなことから医薬の勉強を始めることになりました。
ミミズや毒ガエルから取った謎の生薬とか、麦門冬湯(ばくもんどうとう)や半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)などの、無駄に響きがかっこいい漢方などがたくさん登場してきます。
新しいことを学ぶのは楽しいです。引き続き医薬品登録販売者について投稿する予定なので、ぜひお楽しみに。
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