Act4の物語

物語のはじまり

かつて鉱山で栄えた、ハイゲート(Highgate)という街へ旅します。その山には、封印されたビースト(the Beast)が眠っています。

 

ダレッソ(Daresso)

Act1の悲劇の妻の、蒸発した夫がここで登場します。

剣士としての才能

ある所に、親無しの奴隷の少年がいました。賭けの対象として、13歳の時に無理やり闘技場に入れられて以来戦いの才能を見せ、15歳の時に初めて人を殺めました。そして次第に、巨大闘技場(the Grand Arena)で決闘者としての人生を歩んでいったのです。

将来は有望かと思われましたが、ダレッソは戦いで生き残るのに必死になりました。徐々に、他の剣士に全く勝てなくなっていったのです。彼は闘技場での人生を、終わりにするしかないと考えていました。

美しい女性との出会い

そんな時に、マーベイルと出会います。一目ぼれでした。ダレッソの行き詰った人生に、光が差し込んだ瞬間でした。

彼の戦いに勢いが増すようになりました。マーベイルのために、勝利を捧げようと思うようになったのです。

彼は闘技場での順位を徐々に上げていきました。そして遂には、最高位の剣士と戦うことになったのです。

ダレッソは、一目ぼれした女性に結婚を申し込みました。最強の剣士との闘いに勝ったからです。

呪いのネックレス

ダレッソは赤い宝石のネックレスを、婚約の証として彼女に贈りました。その時、その首飾りには呪いがあることなど知りませんでした。

マーベイルは次第に気がふれていきます。それを見て、彼はレイクラストの奥地へと去るのでした。

ダレッソは妻の呪いの治療法を探そうとしますが、それから彼の消息は不明となりました。

 

ヴォール(Voll)

チータス皇帝と対立し、そこに新たな帝国を築き上げたのがヴォールです。

呪術に反対する者たち

ヴォールは高潔の反乱軍(Purity Rebellion)の指導者となります。チータス皇帝が抱える、美徳の宝石によって強化された改造人間と、呪術者の全てを一掃する目標を掲げました。そしてそこに、新たな国を創りたいと考えていました。この軍隊には他国からも援助として、多くの者が参加しました。

ヴォールの計画は上手くいきました。彼の軍隊はチータス皇帝の殺害に成功します。そして、著名なマリガロ(Maligaro)ドーイドレ(Doedre)を含む、多くの呪術者を火あぶりにしたのでした。

そこに、「呪術の研究を白紙に帰すから、命は助けてくれ」と言ってきた呪術者がいました。これがマラカイ(Malachai)です。

ヴォールはこの条件を飲みます。しかし後になって、彼はこの判断を悔やむのでした。

マラカイの裏切り

マラカイは呪術の研究の停止と同時に、ビーストの息の根を止めることを約束します。幸福の装置(Rapture Device)という、ビーストそのものを消滅させる機械を作り上げました。この装置の燃料源としていくつか重要なものが必要であり、その一つとして、ディアラ夫人の命の犠牲が要求されました。

いよいよビーストを消しさる準備ができました。幸福の装置が起動しますが、いよいよ発射という間際になって波乱が起きます。ディアラが、自らの犠牲を拒否したのです。

機械が作動し、波動が発射されました。しかし、全く威力が足りません。ビーストを消滅させるどころか、その巨大な生き物の腹に、ほんの小さな穴を空けただけに終わりました。

マラカイは好機と見て、ビーストの体内に入ります。そしてその生物を操ることに成功すると、ヴォールの新帝国に逆襲したのでした。大災害によって新国は壊滅的な打撃を受け、短い歴史と共に滅びたのです。

パイエティ―(Piety)

Act3で決着がついたはずのパイエティ―が再び登場します。何が起きたのでしょうか。

ビーストの体内にて

醜く変身を遂げた彼女と、有無を言わさずいきなり決戦です。

あなたは再びパイエティ―を倒します。すると彼女は「マラカイによって命を救われた」と告白します。圧倒的恐怖によって支配され、彼の奴隷になるしかなかったそうです。

宿敵が味方に

「もしマラカイが完全な力を手に入れたら、この世界を破壊し、悪夢そのものの世界を創り出す」と彼女は続けます。パイエティ―はあなたの側について、その手助けをすることを宣言するのでした。

パイエティ―の言う通りに、マラカイの心臓、肺、そして腸を集めると、暗黒の中心の扉が開きます。

あなたとパイエティ―は、共にマラカイに挑みます。しかしその戦闘中に彼女は胴体を串刺しにされ、野望に満ちた命は、ついに終わりを迎えるのでした。