2019年度の中小企業診断士の合格を目指します。まず最初にこれまでを振り返り、次にこれからについての目標を書いてみます。
中小企業診断士の発見
巡り合わせ
インターネットで資格試験について調べていたら、偶然に発見したのが中小企業診断士でした。今までそんな試験の名前は一切聞いたことが無かったので、どうせ意味の無い怪しい資格だろうと思いました。しかし調べてみると、コンサルタントに関する国家資格だというので、余計に驚きました。
ビジネスに関係する学位や資格については、私には今まで一切関係がありませんでした。大学のMBAなどで、なんとなく「そういった類の資格を取れるんだろうな」ぐらいの知識しかなく、今後も関わりは無いだろうと考えていました。
じゃあやってみよう
中小企業診断士の試験について調べてみると、一次試験は土日に行われ、その受験料はたった13,000円であることが分かりました。そしてなにより、全ての試験科目が私にとって真新しく新鮮であり、さらにはその試験問題自体がとても面白いのです。
この中小企業診断士の発見によって、自分には無縁であった遠い別の世界が、急に私の目の前に現れたのです。勉強を始めるのに、ためらう理由はありませんでした。
難しすぎる
訳が分からない
最初の試験で必要になる、七科目分の参考書や過去問題集を買い揃えてみました。試験勉強の幕開けです。
「短期合格でも合格できる」というというような触れ込みが、ネットにも書籍にもたくさんあります。要領さえ掴めば、中小企業診断士は数か月の勉強で受かるそうです。これらを見て私にもなんとかなるかなと思い、最初は非常に楽観的でした。
しかし、これがとんでもない見当違いだったのです。
試験科目の経済学と財務会計が、絶望的に難しすぎるのです。本当の最初の最初から勉強し始めたので、問題をといた後に答えを見ても、その解説が理解できません。
経済学を一通り終えるのに、一ヶ月かかりました。財務会計を取り合えず仕上げるのに、一ヶ月かかりました。六月から勉強を始めたので、他の教科を勉強する時間がもうありません。試験直前には、もう無理だと思って投げてしまいました。
2018年度を受けてみて
今年の一次試験を受験してみたところ、結果は次のようになりました。
試験結果 | |
経済学 | 合格 |
財務・会計 | × |
企業経営理論 | 合格 |
運営管理 | × |
経営法務 | × |
情報システム | 合格 |
経営・政策 | × |
でも、なんとかなる
不合格だけど
今回の受験に当たっては学習が終わらなかったので、合格は絶対に無理なことは明らかでした。「受験しても意味ないから行くのやめようかな」とさえ、直前になって思いました。しかしそれでも、茹だるような猛暑の中、精一杯頑張ってきました。
その結果、大きな手応えを得ることができました。今回の試験についての手応えではありません。「中小企業診断士は勉強すれば、なんとかなりそう」という、今後の試験についての手応えです。
頭が良くない、だから
私は決して頭が良い訳ではありません。際立った学歴があるわけでもないし、診断士試験に有利になる専門知識もありません。
なので、あちこちに転がっている「直前でも効率よく勉強すれば合格する」という宣伝文句を追うのは、やめるべきだと判断しました。できるだけ早くから勉強を始めて、進度の遅さを補う必要があります。
2018年度は直前の数か月しか勉強しなかったので、2019年度の今回は、2月から学習を始めました。
合格に向けて
一次試験だけでなく、難関である二次試験を見据えて勉強していきたいと思います。
方法としては、一次は参考書類で学習し、二次はインターネットの講座を利用して進めていく計画です。