1次試験の前日となりました。日商簿記や語学検定など中止された試験が大多数ですが、中小企業診断士は実施される運びとなりました。
今年はそもそもオリンピックの影響で、通常より試験が1ヶ月前倒しされた異例の年度だったことを、今となっては覚えている人はどれくらいいるのでしょうか。地球規模のウイルス騒動で日常生活の根底から変動があり、そして追い打ちをかけるように、試験直前での集中的な豪雨。
今年の中小企業診断士は、伝説の地獄回です。
豪雨の影響
特に中小企業診断協会の方から声明はありませんが、受験会場によっては特に、十分に注意する必要があります。
(画像はヤフーより)
具体的には、
- 交通機関のマヒを想定し、予定より1時間早く家を出る
- 靴下が濡れてしまうような、浅い靴は避ける
- 雨で手や足が濡れた場合のための、タオルの持参
などを対策しておけば良いのではないでしょうか。
また状況次第ですが、行きよりも帰りに影響がでる場合も考えられます。少し多めに現金を持っておくと、咄嗟の場合にも対応しやすいでしょう。
コロナウイルスの影響
受験票とは別に、ウイルス対策として書面で書かれた封筒が送られてきました。ウェブ上では、こちらから同様の内容が確認できます。
検温の実施
受験者全員に対し、検温が実施されます。この結果により、37.5度以上あった場合、受験ができません。
「コロナウイルス感染者を強制的に排除する」ことが目的だと思います。的確にコロナ感染者のみを発見する方法が現状で無いとすれば、しょうがないんですかね。
もし風邪のせいで熱がある場合、私を含めた受験者としての気持ちだと、「どれだけ熱があろうが受験してやる」というのが本心でしょう。それが検温の結果、一年に一回しかない試験の貴重なチャンスが目の前で消えてしまうのは、いくら泣いても泣ききれないと思います。
ここは懐を広く行きましょう。いくら抗議しても、許可が下りることはありません。また、来年度以降の受験資格に関わる可能性もあります。つらい気持ちは分かりますが、失望で肩を落としながらも、まっすぐに自宅に帰るのが最善だと思います。
マスクの着用
無地のマスクの持参と着用をお願いします。貸与はしません。
「無地のマスク」という指定がありますが、多少は許されると思います。くまやうさぎの絵柄がついた程度のマスクなら問題ないでしょう。ただ、文字が入ったマスクは駄目でしょうね。変な政治的なメッセージが書いてあったりすると、周囲が動揺しますし。
またマスクは、無料で配布してくれないそうです。忘れたことに気づき次第、コンビニに寄る必要があるでしょう。
試験中もマスクの着用を必ずお願いします。
マスク着用のままだと呼吸がしづらくなり演算力も落ちるので、私としては嫌な条件です。
マスクの絵柄だけ無地という指定はありますが、その大きさと形状について定めた項目は特にありません。なので、試験中にだけ使う穴あきマスクを用意しておけば有用かもしれません。受験会場で、どれだけ厳密に指導されるのかは分かりませんが。
試験室の換気
換気のため、適宜窓やドアを開けます。室温の高低に対応できる服装をお願いします。
外部からの騒音の遮断と、クーラーによる冷房を効かすため、通常の試験では窓やドアは締め切りです。しかし今回はそうではなく、必要があれば開けてしまうそうです。
7月の試験ですので、騒音よりかは室温のほうが問題になりそうですかね。かといって、うちわは机の上に置いておけないでしょうし。
ただ横殴りの雨模様になってしまったら、どうするんでしょうね。窓は開けられないので、出入り口のドアだけ開け放しにする感じですか。
終わりに
災害が続きましたが、試験が実施される以上、迷わず2日間頑張ってくるのみです。試験内容だけでなく、試験会場でも予期せぬ事態が起こると思います。慌てずに、冷静さと集中力を保ち、最後まであきらめずに頑張りましょう。
私も、やれるだけのことはやってきます。合格は確実ではありませんが、去年より実力がついたのは確実です。不合格でも、前進を感じられただけでも良かったと言えるでしょう。
とにかく明日ですね。皆さま幸運を!!
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